梅錦 光久 生詰
今日は、日本酒。
梅錦山川の「梅錦 光久」。
このお酒は、なかなか手に入らないプライベート銘柄なので近くの酒屋で買えたときは小躍りしました。
なにせ、調べてみたら日本全国で5件しか酒屋には出荷していないらしい。
(しかも、実は生詰!火入れは売ってたりするんですが、生詰は本当に無いんじゃないかな・・・?)
まず目をひくのは、種田山頭火のうたにフクロウのイラストがついたラベル。
これまたいわくつきで、詳細はかの有名な「ひらしま酒店」のホームページをご覧いただきたいのですが、まぁとにかく珍しい一品ということで。
さてさて、お味はというと。
生詰だったこともあってか、甘く濃厚な味わい。もちろんウマイ!
刺身を肴にして飲んでいたんだけど、トロとかよりは、アジとかスズキとかサッパリと締まった刺身によくマッチしました。
もっとむせ返るような香りがするかな、と思ったんだけど、口当たりのわりにはマイルドな香り。
甘い味わいの割には、のど越しはサッパリしているのでついつい飲みすぎてしまうお酒でした。
さて、ネットで一生懸命買えそうなところを探してみたのですが、なかなか見つからず・・・。
でも、先の「ひらしま酒店」で買えそうな感じですね、買えたら是非試してみてください。春・秋の2回出荷なので、売り切れだったらシーズンを変えて狙ってみましょう。
(酒屋で購入:3,885円)
■ここで買えると思います
梅錦 光久
2005-12-27 in 日本酒 | Permalink | コメント (11) | トラックバック
宮泉 本醸造原酒
なんか久しぶりの日本酒ですね。
週末にはもう2本、1升瓶で届くのでしばらくは日本酒レポートかもです。
というわけで、今日は会津若松のお酒、宮泉酒造の「宮泉 原酒」。
宮泉も相当シリーズが多くて、最近では平成16年度の新酒品評会で金賞を受賞したりして少しづつ知名度が上がってきましたが、その中から絞り立ての一本を。
原酒だけあって、甘みが濃厚な比較的しっかりした味わい。
米は割と珍しい、地元の「会津まいひめ」を使用しているのですが、香りはそんなに高くない一方で舌の根に残る「日本酒!」感は強い。
「ロックでも美味しい」と何かに書かれていましたが、その気持ちもわかります。(試してはいませんが)
最近、わりと軽くて飲み口の優しい日本酒ばかり飲んでいたので、たまにはしっかりした原酒も美味しいなぁ、と感じたのでした。
■ここで売ってます(蔵本が直販で売っています):
宮泉 本醸造原酒
2005-07-21 in 日本酒 | Permalink | コメント (12) | トラックバック
鳳凰美田 亀の尾 純米吟醸無濾過
幻の米と言われた「亀の尾」で仕込んだ、鳳凰美田。栃木県のお酒です。
ちなみに、斗瓶取り。
ええと、これはなんていうか、飲んでみて確認していただきたいなぁ、というお酒。美味しいのですよ。
亀の尾以外にも山田錦で仕込んだもの、備前雄町や美山錦で仕込んだものなど色々種類があって、なかには発砲みたいなのもあるので、ともすると「色モノ」の扱いを受けたりもするのですが、レベルは高い。
日本酒度は+4と、ふっくら甘めな仕上がりですが、このお酒はバランスのお酒。物凄い香りがあるわけでも、すばらしいキレがあるわけでもないのですが、酸味と甘みのバランス、フルーツを思わせる香り、米の香りのバランス、キレと余韻のバランス、とにかく全体的なバランスが良いお酒だと思います。
僕の良く行くお店でも少しづつ入り始めたり、全国区になりつつあるようですし、価格も手ごろなので是非試してみてください。
■ここで売ってます
2005-07-15 in 日本酒 | Permalink | コメント (15) | トラックバック
勝駒 純米吟醸
あああ、本当に久しぶりの更新になってしまいました。
いや、お酒は飲んでたんですけどね。(笑)
またちょっとづつ、飲んだお酒を紹介していきたいと思いますので、ごひいきに。
さて、先週は富山の銘酒、「勝駒」を飲みました。
「小さな手造り酒やですから、年に、そう、こっぽり(沢山)とはできません。」
と瓶にも書いてある通り、本当に少人数でつくっているお酒なのですが、やさしい味わいで美味しい。
日本酒を普段飲みなれていない方に特に試してみていただきたいのですが、米のむせ返るような香りは薄く、そのかわり、ふくよかな甘い香りがかすかに香ります。
味は少し甘めで、キリッとしたキレは無いのですが、香り自体の余韻はすっきりしているので、クドく無くスイスイと飲めます。
ジメジメしたこの季節に、「キリッとした酒を冷で飲みてぇ!」って江戸っ子には向かないかもしれませんが、大吟醸が重く感じるようでしたら、是非試してみてください。
■ここで売ってます
勝駒 純米 1800ml
2005-07-13 in 日本酒 | Permalink | コメント (13) | トラックバック
長良川 大吟醸原酒 受福無彊 金賞酒
ええと、今日は自分で買ったお酒ではないんだけど、ウチに遊びに来た方がお土産に持ってきてくれたお酒が美味しかったのでご紹介。
岐阜の小町酒造さんの「長良川」シリーズで、「平成15酒造年度全国新酒鑑評会」で金賞を受賞した「受福無彊(じゅふくむきょう)」というお酒。袋取りの斗瓶囲い。
さっそくいただきます!とばかりに口に含んでみると、とにかくバランスが良い!
香りのふくよかさ、クリアーで滑らかな飲み口、味わい、飲んだ後の余韻、どれもバランスがすばらしい。
思わずツルツルと進んでしまい、3人で飲んでいてあっという間に一本あけてしまいました。
なにより、気の置けない仲間と飲むお酒は最高ですね!
■ここで売っている模様:
2005-04-25 in 日本酒 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
澄熟吟醸 外ヶ濱
さぁ、最近は限定品ばかりご紹介していますが、今日ご紹介するのも「田酒」で知られる西田酒造の限定品、「澄熟吟醸 外ヶ濱(ちょうじゅくぎんじょう そとがはま)」です。1.8Lで3,100円。
一般に、低温貯蔵で熟成されたお酒は、時間の割りに若々しさを失わない特徴がありますが、このお酒もまさにそれ。
早速あけて飲んでみると、「澄熟」と名を冠しているだけあって、本当に澄み渡ったキレの良い味わい。
まろやかな甘みと控えめな香り、飲み込むとスパッとキレる感じに惚れました。日本酒度は+3とやや甘なのですが、とにかくこのキレの良さが全てのバランスをとっている感じです。
1日置いたら味にまろみが出たのですが、香りが増した代わりに折角のキレが鈍った感じがしたので、飲み残しはワインと同じで空気を抜いて保存しておくことをオススメします。
限定出荷品らしく、楽天にも無かったのですが以下の店舗にはあったので、興味ある方は試してみてくださいね。
■ここで売ってます:
2005-04-18 in 日本酒 | Permalink | コメント (0) | トラックバック
南部美人 純米吟醸 愛山
さて、今日はこの前「飛露喜」の時にご紹介した「愛山」というお米を使った日本酒第二弾。
「飛露喜」の時にも書きましたが、愛山という米は「十四代」で使われたところから有名になり、最近よく見かけるようになった米です。
岩手県は久慈酒造の「南部美人」シリーズの中で「愛山」を使ったモノがあり、それを購入。
味の前に、このラベルのインパクト!
何のお酒だか一瞬わからなようなデザインですが、スタイリッシュで贈り物としてもよさそうな感じ。
早速飲んでみると、これはウマイ!
甘みと香りの膨らみも充分なのですが、なにしろキレが良い。ほどよい酸味が残りつつも、アフターがスッと引いていくので思わずもう一杯、さらにもう一杯、と飲んでしまいました。
大吟醸の香気や舌に重たい甘さが苦手な方は、是非トライしていただきたい一本でした。
それにしても愛山あなどりがたし。
■ここで売ってます:
2005-04-17 in 日本酒 | Permalink | コメント (16) | トラックバック
渡船 純米吟醸生原酒
最近ダイエット気味でなるべく酒量減らしているのが響いて更新が伸びています・・・。
が、今までは一升瓶で飲んでいた日本酒を4合瓶で買うことにしたので、また更新頻度UPさせていきたいと思います!
さて、先週買ってきたのは府中酒造の「渡舟」。
一部では「幻の酒」といわれてますが、正確には「幻の米からつくった酒」と言った感じ。
この前、「郷の誉 花薫香」は「山田穂」という米を使っている、と書きましたがこの山田穂と「渡舟」という米から出来たのが「山田錦」なのです。
ところが、渡舟は一時作り手がいなくなり絶滅寸前で、復活栽培でよみがえったのがこのお酒です。
これが「幻の米」と言われる理由です。
光があたらないように新聞でくるまれていますが、新酒ならではの爽やかな香りと、やや甘めの口当たりが口の中に広がるのですが、味わいはしっかりとしていて美味。
日本酒好きの方は話のタネにも、一回飲んでみてはいかが?
(楽天で一店だけ取り扱っていました。)
■ここで売ってます:
2005-04-14 in 日本酒 | Permalink | コメント (14) | トラックバック
久保田 20周年記念酒 千寿 生原酒
すっかり更新が滞ってしまいました・・・。
忙しくて、自宅で飲んでるヒマあんまりなかったなぁ。
さて、そんな中で今日ご紹介するのは貴重なお酒!
朝日酒造が久保田誕生20周年の記念として完全数量限定で発売した「久保田 千寿 生原酒」!
1ヶ月前に近くの酒屋で予約したのがようやく届きました。3,150円也。
通常の千寿は火入れを行っているのですが(当たり前ですね)この千寿は生の原酒なので火入れ殺菌は行われず、原酒のままで瓶詰めしたものです。
ただ、一般的なしぼりたて生原酒と違って、数ヶ月の熟成をしているのでまろやかに仕上がっている、との事でした。
早速飲んでみたのですが、キレがよく、香りも控えめなんですが飲み込んだ後に余韻が心地よく残ります。
新種特有の舌にチリチリとくる感じは薄く、まろやかさな幅の広さがあるんだけど、若々しさがあって美味い!
久保田独特の甘みは薄いので、グイグイとイケるのですがアルコール度数はやや高めなのでイイ感じにほろ酔いになりました。
日持ちはしないから、今日も飲まなくちゃー。
完全数量限定なので、購入はお早めに!
(楽天で検索してみたら、10個ほど在庫がある店が2店ほどありました。すぐに売り切れると思うので、本当にお早めに。)
■ここで売ってます(ちょい高め。でもすぐになくなるぞー):
久保田 20周年記念酒 千寿 生原酒 1830ml
2005-03-22 in 日本酒 | Permalink | コメント (19) | トラックバック
郷乃譽 花薫光(さとのほまれ かくんこう) 純米大吟醸生
たまには、リッチなお酒をご紹介。その名も郷の誉 花薫光(さとのほまれ かくんこう)。
720mlで7500円也!高かった・・・。
このお酒、茨城県の須藤本家という蔵元さんのお酒なんだけど、使っている米は山田穂という山田錦の親にあたる米。
山田穂と短桿渡船(たんかんわたりぶね) を交配させて作ったのが山田錦です。
郷の誉全体的にそうなんですが、とにかくむせ返るような香りがしました。
この花薫光は、その名の通り花のような香りがし、味も濃厚な花の蜜を飲んでいるような味わいです。
飲み口は爽やかなんですけどね。
ワイン評論家で有名なロバート・パーカー絶賛の日本酒。
でも、味わいもさることながらこれほどまでに目出度い席に会うお酒は無いってのがオススメポイントです。
ちょっとしたお祝いの時や彼氏・彼女・夫婦間のプレゼントなど、ゲンのいいお酒。
花見のシーズンが近いからそれでもいいけど、ちょっと勿体ないかな!?
■ここで売ってます:
郷の誉 純米大吟醸生「花薫光(かくんこう)」