おぉ、結構ヒットニュース。
この分野はFiredrop、Zapletの頃からなかなか華ひらかなかったけれども、結局残ったのはGrooveだったかー、という感じ。
コラボレーションテクノロジーの分野では、2001年ごろからzapletがいち早くグループウェアとして売り出し、たしかCiscoとかが人事システムで使っていたはずなんだけど、なにせプラットフォームビジネスだからそれこそLotusやらMicrosoftExchangeやらが競合する立場だった。
そんななかLotusNotesをつくったRayOzzieがGrooveを立ち上げ、瞬く間に優秀な人材を集めて共同ファイル使用システムを構築、やがてP2Pの分野でユビキタスオフィス構築の分野で名をあげていった。
ちょうどNapsterが席巻してたころだから、やっぱり2001年過ぎだったと思う。
僕のつたない記憶では、Microsoft側もExchangeをベースにしたモバイルプラットフォーム構築というところにはかなり力をいれていたはずなんだけど、最終的にGrooveと組むことになったのは、なかなか面白い結果だ。
Microsoftのインタビュー記事によれば、Officeチームのコアミッションは世界中のオフィスワーカーたちのためにオフィスを改善していくことになっているとのことで、その中には世界中のひとがドキュメントやワークを共有し、どこにいてもプロジェクト進行できるプラットフォームの構築も当然はいってくるとのことだ。
コラボレーションツールの分野はまだまだ未発達だけど、最初にzapletやGrooveを使ったときに「これは便利!」と思った感覚はとても強かったので、どんなアウトプットになるのかちょっと期待。
(とくに、マイクロソフトの中でもBillGatesに直にポーティングし、直轄部隊として動くみたいだから、ヘンな組織の理屈に左右されることも少ないはずだし。)
インタビュー記事(英文)はこちら。
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